自転車を駐輪所に停めて、豪雨がほんの少し収まった隙に小走りで向かったのは、雨宿りにしようとしている美術館。

平山郁夫美術館です。
ここ、生口島の瀬戸田で育った日本画家、平山郁夫氏の作品が、生涯の歩みとともに展示されています。

入館したとたんに再びの豪雨。
いや、風も出てきた様なので、これまでよりも強烈な感じがします。
危なかった・・・
さて、たこ料理のすぐ後ではありますが、何か甘味が食べたくなってしまったので、館内のカフェにて休憩にしたいと思います。

平山郁夫美術館は新しくてとっても綺麗な美術館です。
天井も高く、窓も大きい。
豪雨の日だというのに開放感すらある建物です。
その中に、ティーラウンジ「オアシス」という場所があったので一休みにします。
尾道出発から、二日目のここまで、やたらにハードな展開が続いてましたので、カフェでまったりなんて心地よくて仕方ないです。

珈琲とチーズケーキ。
チーズケーキにはオレンジマーマレードでしょうか。
これがケーキの甘味と柑橘の酸味がぴったりと合って、身体に染み込むかの様です。
はあ、落ち着くなあ。

まだ平山郁夫氏の作品を拝見する前なのですが、奥様である美智子さんと娘の弥生さんが制作したという「いちりんの花」という絵本を読みます。
壮大なテーマの絵本で輪廻転生も描かれている感じです。
今、こうして平和に生きていて、楽しく旅できている時代が、とても幸せであり大事な事なのだなと感じました。
絵本を勧めてくれたオアシスのお姉さんが、とても丁寧で優しい雰囲気の方で、記念写真まで撮っていただきました。

美術館でピースってどうなの・・(笑)
お姉さん相手だったので緊張してしまい、力入ったポーズでした(笑)
ほら、ピースじゃない方の手、緊張して拳に力が・・・
そしてゆっくりと平山郁夫氏の作品を観て回ります。
氏は風景の作品が多い様です。
ここ瀬戸内海の風景が個人的に印象的なのですが、シルクロードを旅するシリーズがあり、これが有名なのだそうです。
旅路を絵にする。
そこに旅好きである僕も共感するところがありました。
先ほどの写真のバッグにある絵もシルクロードでしょうか。
オアシスと美術館、合計で2時間ほどを過ごし、外へ出ると豪雨はやっと過ぎ去り、小雨が残っている程度になっていました。
もう少しこの瀬戸田の町を探索して、止んだところで次の大三島へと出発しようと思います。
