台風の影響が次第に通り過ぎつつある生口島。
豪雨も過ぎ去り、霧雨になってきました。
これならばレインコートを着たままであれば問題なく観光出来そうです。
平山郁夫美術館の後に訪れたのは、今や瀬戸田のランドマーク的存在となっている耕三寺です。(こうさんじ)

な・・・なんじゃこの派手な入口は・・・
西の日光がここにあった・・・なんていう言葉が存在するほど、豪華なお寺だということなのでその建築を拝みにいきます。

どうやら広大な敷地の境内の様子。
まずは何処から見れば良いのか聞いてみると、耕三寺を作った耕三寺耕三が、母親のために建てたという潮聲閣という住居を案内されました。
え?読み方?
潮聲閣(ちょうせいかく)です。

初代住職である金本福松は、お寺を開く以前、大正時代~昭和初期に溶接やスチール管の技術で財を成したそうです。
その財で母親のためにと作り上げたのが、この塩聲閣。
その後、耕三という法名をいただき、耕三寺を開いたのだそうです。

立派な日本家屋の中は和洋折衷の豪華な作り。
昭和にこの造りは相当な力の入れようです。
親孝行で作っている潮聲閣ですが、そこには一切の手抜きは感じられません。

部屋のどこを見ても見所で溢れています。
これは唸ります。圧倒されます。だってここ、母親の家屋なんですよ?

天井を見上げれば数々の絵が!!
初代住職さん、一体どれほどの拘りを持ってこの家屋を作り上げたのでしょうか。

それぞれの戸にまで立派な鶴の絵。なんという建物でしょうか。

全てが和風ではなく、電灯などにはレトロな洋風が感じられます。
そして美しい日本庭園が眺められる様になっているのです。
何の惜しみもなく作られていますよここは。
母の寺と言われている耕三寺ですが、その名前に偽りは無さそうです。

ハイカラな洋風の部屋もあります。
一つの家屋の中にいくつもの顔がある。
そんな不思議な場所でした。

さて、広大な耕三寺。
まだまだ奥へと続く様です。