塩焼きらーめんを食べた防波堤から少しだけ戻った場所に、まるで都心にでもありそうな雰囲気の建物がありました。

ホワイトとグラックのツートンカラーが目を引くこちら。
僕の赤いレンタサイクルも引き立ちます。
建物の上部には玉屋。
花火屋さん?・・・なワケはないですよね。
実はこちら、カフェなんです。
こんな自転車の旅をハードに展開させているから、あまりイメージ無いかもしれませんが、僕は意外とカフェ好きでして。
旅の途中で絶対に寄ろうと決めていたカフェなんです。

店内も、外観と同じくツートンカラーを基調としたお洒落な空間。
地元なのか、それともドライブで来ているのか、マダムや女子会ぽい人々で賑わっています。
(写真は誰もいないタイミングでお願いして撮らせていただきました)
そんなこちらのお店はT's Cafeという名前。
元々は、戦後くらいに玉屋という和菓子屋さんがこの地で開業したのだそうです。
初代の息子であり、大阪で洋菓子の修行を積んだパティシエさんが、平成19年になって新たにカフェとしてオープンさせたのが、このT's Cafeさんとのことです。
建物に玉屋の文字を残しているところに、初代と和菓子屋時代へのリスペクトを感じます。
ここでは瀬戸内海を眺めながらケーキをゆっくりといただく事にします。

テラス席で瀬戸内ブルーとケーキ&コーヒー。
いやあ、何て贅沢なんでしょうか。
しばらく過酷な旅をしてきましたが、心が落ち着くます。
そしてケーキの程よい甘味が最高です。
・・・これが噂に聞く、島カフェってやつか。
お店の方もとっても優しい方ばかり。
いつまでも過ごしていたくなる様な空間でした。
こんなカフェが普段住んでいる土地にもあったらなあ・・・
ざあ・・・
ざあ・・・
波が高くないことで知られる瀬戸内海にもやっぱり波音が聴こえる。
この旅でこんなに耳を澄ましていたのは初めてかもしれないなあ。
気力が次第に回復していきます。
行かねば。
しまなみ海道ラストとなる大島へと向かうため、出発することにします。
T’s Cafeさん、ありがとうございました。

レンタサイクルに跨り、前を向くとやっぱり体力と気力が少し戻ってきています。
お尻も少しは痛みが和らいでいます。
行けるか・・・
いや、行けるかどうかというよりも、行かねばならないです。
時刻は13:20
レンタサイクルを今治市内で返却する予定の17:00までは残り3時間40分
まあ・・・いざとなれば何か手が無い事もないでしょうけども、まだそんなに時間があるのであれば、力を込めて走るのみです。
さあ行こう。
そして…
多くの初心者が断念するという試練の島、大島との戦いが始まります。