長野県にはロープウェイを使って標高2000メートル近くまで行ける山がいくつか存在する。
ここ車山もそのひとつ。
1925メートルという高さだ。
向こうには有名な八ヶ岳。
その手前には樹海が広がるという壮大さ。
建物は遠くに小さく見え、距離感がわからなくなるほどだ。
ちょっと古代に迷い込んだかの様な感覚もする景色。
それが車山。
いくつかのベンチがあり、ここでランチをしたり、おやつをしたりする人は多い。
僕は登山はしない。
ハイキング程度だ。
長野県民なのに?
そういう声は多い。
けれどそれは、海外で日本人と名乗ったときに「空手やってないの?日本人なのに?」という感覚に似てる。
だけれど、山は嫌いじゃない。
登山したいとは全然思わないけれど、こうして広い景色を見ると気分が良くなるのも確かだ。
そこにベンチがあればなおさらだ。