
長野県の真ん中あたりにある街、松本。
僕の住むこの街には味のある通りが多い。
例えば、松本城と中心地の間くらいに位置する上土という地域。
ここは渋い通りばかりだ。
この日も路地に突然、椅子がいくつかとテーブルが1つ置かれていた。
お店に並ぶためのものかもしれない。
でも違う様な気もする。テーブルも置いてあるし。
こういう不思議な配置は好きだ。
推理したくなる。
椅子っていうのは、普段置かれてない様な場所に鎮座していると、それだけでも物語を感じる。
え、そんな事はない?
そうかなあ。
僕は感じるんだよね。
この日もここに座る目的を考えながら写真を撮る。
けれど誰かがここに座るのを目撃することは出来なかった。
答えは何だったんだろう。