カフェが無い。
素敵なカフェが消えていた。
コロナというものは時によっては店舗そのものを跡形も無く消してしまうものの様だ。
ちひろ美術館の内部には可愛らしいカフェがあった。
今は感染対策でカフェスペースは椅子とテーブルが配置されている。
ただ、座るところがあるのは良い。
元々はゆったりと時間を過ごすためにカフェがあったのだと思うから、椅子に座って同じ様に時間を過ごせるのであれば、本来の目的からはそこまで大きく逸れてはいない。
食べ物こそ無くても、景色や空間は残っていたんだ。
跡形も無く・・・という事ではなかった事に少しほっとした気持ちになる。
平和はまだ訪れない。
この、人類VSコロナという戦いは日本では中盤を越えたくらいだろうか。
やっと半分くらいなところまで来たとは思う。
感染も恐ろしいが差別意識がや諍いの元になってしまっているのが、この病の本当に恐ろしい部分だ。
平和は来年の夏くらいだろうか。
かなり苦しい思いで耐えている人も多いと思うので、平和が待ち遠しい。